東大入試直前までずっと先輩にLINEで相談していた結果…!
こんにちは。ドット会の中の人です。
入学前の諸手続きで配布される書類が多すぎて,把握しきれていない今日この頃です。
そろそろ,気持ちは大学生活に向いてきました。
シラバスとかを読もうという気がしてきました(気がしてきただけです)。
といいつつも,受験生活で学べた経験も多かったので,
それらを書き残して,自分の中で整理を付けよう,とも思っており,
今日はまた受験生活に気持ちを戻してみようと思います。
というわけで今回は,受験生活ほぼ1年間,ずっとLINEをさせていただいていた先輩に,
本当に色々な面でお世話になったので,
先輩と,どんな話をしたか,どのような相談に乗ってくださったか,などについて,書こうと思います。
概要¶
先輩は,僕が所属していた「数学研究同好会」の人です。
1つ上の学年で,東大理一に現役で進学されました。
僕が受験生になる前から結構LINEはさせていただいていました。
プログラミングや数学の話をしていました。
受験期は,共通テスト前の約1週間以外はほぼ毎日,3回くらいメッセージの往復があったと思います。
ここからは,時期に沿ってどういう風にお世話になったかを,
懐古の念も交えて,書こうと思います。
0. 先輩のセンター前日¶
ここは番外編です。
今見返してて気づいたのですが,どうやら僕,先輩のセンター試験の前日にすごい普通のメッセージを送っていたらしいです。
この頃の僕(高2)は,そもそもいつセンター試験があるのかも知らないくらい受験意識が低かったようです。
一応応援はさせていただいたみたいですが,前日にプログラムの話になっているので,やはり先輩はぼくと違って相当余裕だったのか…。(先輩談:それは冤罪だ)
今読むと感慨深いですね(自己満足)。
1. 先輩の合格発表後¶
先輩の受験期は,どうやらセンター当日から二次試験合格発表後までLINEは止まっていたようです。
よって,0. の次にLINEするのがこのタイミングでした。
やはりなんか普通のメッセージから会話が始まったようです。(先輩談:いきなり「受かりました」と書くのに躊躇したため)
が,この後先輩から東大合格の発表があり,その後各教科の配点や先輩の目標点などを教えていただきました。
この頃はちょっと勉強を始めていたころで,実際の入試についてはほとんど分かっていなかったので,
そういうものなのか,というのをここで初めて把握した感じです。
2. 4月~12月¶
長い期間ですが,読み返してみると,この期間は特に変化がないみたいです()
ほとんどは,プログラムの話など,日常的な会話をしていました。気分転換になっていたようです。
受験関係では,次のような話題になっていました。
- 学校の授業が遅い
- 勉強の愚痴
- 重要問題集めんどくさい
- 過去問いつからどのくらいやればいいのか
- 冠模試意外と良い
なんというか,振り返ってみると,たわいもないことが多いですね…。こんなことばかり聞いていてお時間を取ってしまいちょっと申し訳ないです。
ただ,勉強しているとこういう些細なことで気になることが多いのも事実です。
LINEを通じて,先生などに会いに行って質問するには大げさなことでも,
実際に1年前に同じ経験をしたかもしれない先輩に頻繁に聞くことができたのは,
心強く,実際に勉強をしているうえでかなり有利になることができたと思います。
本当にありがとうございました。
あと,問題で分からないことなども質問させていただいたようです。大体先輩は僕のわからないことも答えてくださるので,強かったです。
また,大学の授業でどういうことをやっているかについても,色々話してくださいました。
一番心に残っているのは,物理の交流が位相を含め$e^{i\theta}$で表されて計算している様子を拝見することが出来たことです。
もともと交流が物理の中で結構好きな部分なので(※実際の入試では解けませんでした,悔しい),
高校物理のその部分がどう大学で発展するか,を知ることができ,
受験勉強のモチベーションがかなり上がりました。
3. 共通テスト直前期~当日¶
新年に入って,(勉強関係とは別に)ちょっと色んな事があって,僕のメンタルが崩壊してしまい,
今読み返すと結構恥ずかしいような精神的な悩みとかを相談させていただいていたようです。
共通テスト前は,1月4日でいったんLINEをストップしたようです(先輩の時は直前までぶっ通しだったのでやはりすごい)。
そして当日の夜,LINE復活したようです。↓の記事にも書きましたが,僕は1日目後のテンションがかなり低かったです。
先輩にもやばかったとLINEしていますが,先輩が 「軒並み難化だ」「倫政見たけど,かなり細かいとこついてくる…」 と情報を流してくださったので,
2日目に向けて自信を失わず,翌日に臨めたと思います。
2日目の後はまだ「分析」のほうでは書いていませんが,かなり感触が良く,
そのまま先輩に報告しながら楽しく自己採点していたようです。
こういうの,結構人に言いふらしたくなるんですよね。
先輩が話し相手になってくださったので,本当に助かりました()
4. 二次試験直前期¶
共通テスト後~二次試験対策中間期までは,大体2.と同じ感じです。
ただ,だんだん話題が受験関係の相談ばかりになっていきました。
この頃についても,また詳しく書こうと思いますが,
1週間前くらいから,どんどん精神的に追い詰められていきました。
とはいいつつ,まだ母校の高校の今年の入試問題がフリガナ多すぎる件など,
割と普通の会話もしていたようです。
(フリガナが多すぎるのは,コロナ禍のため中3の漢字が出せないためです)
徐々に,先輩からは入試本番の具体的なアドバイスを頂くようになりました。
- 本番,科類を算用数字で書こうか,漢数字で書こうか,ローマ数字で書こうか迷った
- 現代文,120字以内で答える問題に出来れば20分ほど残せるとよい
- 化学「構造式の例」はしっかり読む(とアドバイス頂きつつ本番焦って読み飛ばし不斉炭素書き忘れました…すみません)
そろそろ入試なんだな,という実感を持つことができました。
5. 二次試験当日¶
二次試験当日は,ほぼ朝から付きっ切りでお相手していただきました。
本当に助かりました。
これでも割と精神的に崩壊しかけたので(メンタル弱),ほんと先輩と話せなかったらどうなってたことやら…
門に入る前からお世話になってます()
トイレの場所を確認して,とアドバイスを頂けました。
この時,もう入室時刻になっちゃったのですが,スマホの電源を切ってください,と,
試験監督から指示が出るまで,先輩に相談させていただけて,気持ちを落ち着かせることができました。
国語終了後,30分待って(東大入試あるある,試験終わってから何もできないやつです)すぐLINEです()
その後食事中も,国語の励ましをしていただいたりと,
ずっとLINEさせていただきました。
数学終了後,やはり30分待って,かなり絶望的だったのでLINE()
次の日,理科も感触が悪く(実際はよかったです)LINEさせていただきました。
英語は簡単で,また励まして頂きました。
6. 二次試験後¶
これは前も↓で書きましたが,僕は浪人覚悟だったので,そのテンションでLINEしてしまっていました。
実際は受かっていたので,ほんとすみませんでした。
7. 合格発表後¶
少しでも先輩に恩返ししたいと思ったので,先輩のプログラムのコードレビューや仕様の議論をできるだけ引き受けるようにしました。
ただほんと少ししか出来ていないので,申し訳ないです。
そのうえ,合格発表後もお世話になってしまっています。
手続きが煩雑で,分からない点が多く,結局頼りっぱなしになってしまい,本当にすみません。
まとめ¶
というわけで,僕の受験生活は,ほぼずっと先輩と話していたようです。
本当にお世話になりました。
大学のことなどでもまだ頼らせていただくことになってしまいそうですが,
これからもお願いします。
そして受験生の皆さん,このように先輩が親身に相談にぼくに乗ってくださったように,
僕も皆さんにできるだけ自分の経験を踏まえた情報をお届けしたいと思ってこのブログを書いています。
微力ですが,お力になれれば幸いです。